2022.06.20

北の大地で鮮やかにひと捲り、初勝利は狙い定めた長距離戦

スタートを五分に出て、道中は後方から2頭目の位置でじっくりと待機。最後の4コーナーより大外を回って先団の直後まで取り付くと、直線残り200mから並ぶ間もなく差し切って善戦続きにピリオド。函館の洋芝そして長距離の番組において遂に本領発揮となり、デビュー7戦目で待望の初勝利を獲得した。母はアルゼンチンのG1・2着馬で、曾祖母は亜1000ギニーの勝ち馬。有馬記念・菊花賞の覇者であるサトノダイヤモンドにも通じる名牝系から受け継がれたタフさとスタミナが本馬の最大のストロングポイントであり、父の豊かな成長力とともに今後いっそうの輝きを放ってくれることだろう。この夏の上がり馬となるべく、得意の舞台で連戦連勝を狙っていきたい。

レッドファーロ
父:ハーツクライ 母:プラヤデシエルタ 母父:Orpen 栗東・松永幹夫厩舎
2022.06.18 函館7R 3歳未勝利 芝2600m 藤岡佑介騎手