2022.06.06
母は交流重賞の勝ち馬、豪州の名手が初勝利をエスコート
今回はスタートを決めて、好位4、5番手の外めからレースを展開。直線残り200m地点で先頭をうかがうと、ラストは同枠馬との熾烈な叩き合いをアタマ差制して先頭ゴール。オーストラリアが誇る名手の風車ムチに導かれ、3戦目で嬉しい初勝利を掌中に収めた。まだ装鞍に課題を残すなど精神的に敏感な面があるとはいえ、キャリアを重ねていくなかで本馬自身が少しずつ競馬を理解し始めているのも事実。デビュー戦で1番人気に支持されたほどの素質馬ゆえに、これからの成長によって能力さえフルに発揮できるようになれば、まだまだ上を目指していける器に違いない。母はダート交流重賞を完勝したレッドクラウディア。その名のとおり、かけがえのない瞬間を創造し、幸せを繋いでいってくれるだろう。
ルージュシェノン
父:アジアエクスプレス 母:レッドクラウディア 母父:アグネスタキオン 栗東・石坂公一厩舎
2022.06.04 中京1R 3歳未勝利 ダ1400m D.レーン騎手