2022.01.06
まさに「金杯で乾杯」の栄誉、明け7歳で初タイトルの歓喜
好スタートを決めて、道中は先行集団の直後でピタリと折り合う理想的なレース運び。直線ラスト1ハロンから鮮やかに末脚を伸ばすと、熾烈な2着争いを尻目に2馬身半差をつける完勝劇で遂に重賞初制覇を果たしてくれた。ゴールの瞬間、握り締めたステッキを力強く突き出した鞍上の斎藤新騎手。安田隆調教師のJRA重賞50勝目は、師弟タッグにおける格別なメモリアルゴールとなった。明け7歳、ようやく花開いたレッドガランは師が手がけたロードカナロアの初年度産駒。ここで2000mの距離を克服できたことも大きく、さらなるタイトル奪取へ、楽しみな1年となりそうだ。そして東京サラブレッドクラブにとっても、「金杯で乾杯」の栄誉は2022年度の絶好のスタートとなった。
レッドガラン
父:ロードカナロア 母:ダンスオンザルーフ 母父:シンボリクリスエス 栗東・安田隆行厩舎
2022.01.05 中山11R 中山金杯 芝2000m 斎藤新騎手