世界の名手も将来性を絶賛、来年に夢が広がる特別勝ち

前半は中団につけてじっくりと脚を溜め、直線入口では先頭集団へ。少頭数ながら人気馬たちが鎬を削る激しい叩き合いとなったが、欧州を代表するトップジョッキーであるライアン・ムーア騎手の好リードに導かれ、ゴール前の接戦をクビ差制して早くも２勝目を挙げた。ラスト２００ｍを切って外に寄れるなど、まだまだ瞬時の反応に課題を残す状況ではあるが、世界の名手もその感触や将来性を絶賛。２歳秋の段階における特別勝ちは非凡なポテンシャルの証左といえよう。名伯楽とともに歩みを進める日々も残すところあと３ヶ月。恩義に報いるパフォーマンスで王道を突き進んでいきたい。

レッドラディエンス
父：ディープインパクト　母：ペルフォルマーダ　母父：Jump Start　美浦・藤沢和雄厩舎
2021.11.28　東京８Ｒ ベゴニア賞　芝1600ｍ　Ｒ.ムーア騎手