好時計での快勝に深まる自信、砂の王道に名乗りを上げる

初めての実戦に前半はやや戸惑いを見せたものの、３コーナーから流れに乗って先行馬２頭の直後まで進出。直線を迎えてルメール騎手のステッキに反応しエンジンに火が点ると、最後は前をきっちりと差し切り、見事、新馬勝ちの勲章を手中に収めた。まだまだ若さを残すなかでの上がり３ハロン最速は立派。１分２６秒０の勝ち時計からも本馬の潜在能力の高さがうかがい知れる。父にダートで無類の強さを誇るヘニーヒューズ、おじにスプリングＳ２着のアウトライアーズと血統面の裏付けも十分。ゆくゆくは砂の王道に輝かしい蹄跡を刻んでいきたい。

レッドゲイル
父：ヘニーヒューズ　母：マレーナ　母父：ダイワメジャー　美浦・手塚貴久厩舎
2021.10.09　東京６Ｒ ２歳新馬　ダ1400ｍ　C.ルメール騎手