遂にオープンクラスに到達、優秀な遺伝子が混戦を制す

今回からチークピーシズを着用し、道中は好位のインでじっくりと我慢。のちの重賞勝ち馬バビットを置き去りにした新馬戦快勝時を想起させるリズミカルなレース運びで直線を迎えると、内ラチ沿いから怯まず抜け出して通算４勝目を挙げた。津村騎手の好騎乗も光り、遂にオープン馬の仲間入り。今夏に初勝利を挙げた半妹ルージュラテール、現在２連勝中のルージュメサージュに続き、姉も負けじとメインレースで存在感をアピールしてくれた。名繁殖牝馬への道をたどる母レッドメデューサの遺伝子と本馬のポテンシャルをもってすれば、いずれ重賞に手が届いても何ら不思議ではなく、さらなる進化に期待してもいいだろう。


レッドフラヴィア
父：ダイワメジャー　母：レッドメデューサ　母父：Mr. Greeley　栗東・平田修厩舎
2021.10.02　中山11Ｒ 秋風ステークス　芝1600ｍ　津村明秀騎手