2020.12.21
豪脚炸裂、レッドクレオスが2勝クラスを卒業!
昨年4月のデビュー戦、経験馬相手に
2番人気に支持されながら大敗を喫したクレオスですが、
この敗戦を受けてなお、陣営と騎手に悲観な思いはなく、
先々は間違いなく走ってくる馬と評していました。
その言葉通り未勝利終了間際の札幌戦を快勝すると、
以後、特に今年に入ってからの充実ぶりは目を見張り、
今回は2着馬とはハナ差、以下もクビ・アタマ差の大接戦でしたが、
それがかえって着差では計れない勝負強さも感じさせる内容でした。
クラブゆかりのこの一族は、長兄のレッドセインツ、
長女のレッドセシリアがキャリア一戦の身で重賞3着するなど
早い時期から頭角を現していますが、豊かな成長力も誇ります。
特に全姉のレッドセシリアは、阪神JFで3着した後、
下級条件から再出発を図り、一歩一歩階段を上がりながら
最終的には5勝を挙げて立派なオープン馬になりました。
4歳を最高の形で締めくくったクレオスは、
充実の5歳にしていよいよOP入りをかけた戦いに挑みます。
姉は重賞戦線も視野に入ったそのタイミングで
故障のためターフを去りましたが、
その意思を受け継ぎ益々の活躍に期待したいと思います。
引き続きレッドクレオス号へのご声援よろしくお願いします。