レッドジェネシス、待望の初勝利！

デビュー前から高い評価を得ていた
レッドジェネシスが待望の初勝利を飾りました！
断然の支持を思えば鼻差の辛勝は物足りなく映るかもしれませんが、
2着馬はスローのマイペース逃げ、3着馬も2番手を追走していた馬、
そのまま行った行ったがあってもおかしくない展開を思えば、
差し切ったことに意義があり、着差以上に強い内容だった
といえるのではないでしょうか。

本馬は多数の活躍馬を送り出す
父ディープインパクト、母父ストームキャットの配合馬。
この組み合わせはキズナ、リアルスティールら数多のG1馬を輩出。
豊かなスピードと抜群の瞬発力を生み出す黄金のニックス配合ですが、
ジェネシスの場合、母方に欧州の大種牡馬サドラーズウェルズがおり、
これがレースで垣間見せる反応の鈍さに繋がっているのかもしれません。

しかし、この系統は2歳より3歳、3歳より4歳…といったように
年を重ねるごとに本格化を遂げる成長力を秘めています。
ジェネシスの走りを見てもまだ素質だけで走っている状況ですし、
クラシックシーズンがピークとも言われるディープ産駒ながら、
今後の伸びしろは十分。クラシックシーズンの活躍はもとより、
古馬になってからの走りも大いに楽しみな存在です。

引き続きレッドジェネシス号へのご声援よろしくお願いいたします。