2020.11.16
ルージュアドラブルが躍動、鮮烈メイクデビュー!
小柄な馬体を大きく躍動させて
ルージュアドラブルがデビュー勝ちを決めました。
終わってみれば次位に0.5秒も速い上がりを
繰り出しての快勝ですが、大きく出遅れた
スタート直後は肝を冷やしました。
さらに道中かなりのスローペースにも関わらず、
鞍上のルメール騎手が押っ付けるようなシーン。
この馬体重ではまだ体力面が…との思いもよぎりました。
しかしそれも杞憂に過ぎず、
レースも後半に向かうにつれて徐々にエンジン点火、
直線を向いたあたりでは一頭だけ手応えが違いました。
追い出してからも期待通りの瞬発力を発揮すると、
最後は流しながらに2馬身半差の完勝、
出遅れたことも加味すればここでは力が違った印象です。
チューリップ賞を制しながらクラシック本番では
結果を残せなかった母ココロノアイですが、
能力は間違いなく一級品でした。
その力の根源となるのが2冠牝馬のマックスビューティ、
そこからマックスジョリー、ビューティソングと紡いだ
名牝系の血をさらに広げることにも成功したようです。
今後のアドラブルの活躍が更にこの牝系に
厚みをもたらしてくれることでしょう。
引き続きご声援をよろしくお願いいたします。