レッドアステル、堂々たる内容でＯＰ入り！

決して順風満帆なキャリアとは言えませんが、
少ないチャンスを確実にものにして僅か8戦にして4勝目。
デビュー2戦目のアネモネＳでOP特別2着の実績はありますが、
今後は文字通りのオープン馬として重賞戦線に挑むことになります。

桜花賞出走のため、関西に遠征した時の馬体重は408キロ。
正直なところまともに能力を発揮できる状態だったとは思えず、
アステルにとって生涯唯一の大敗記録となっていますが、
今走の馬体重は当時から実に42キロ増！

逞しく成長した馬体に比例してレース振りも堂々としたもの。
牡馬混合の3勝クラスともなれば、牝馬にとっては
それなりのハードルですが、これまでの走りから
断然人気に支持されたアステルは好位からあっさり抜け出し、
こともなげにハードルをクリアしてみせました。

本馬の兄レッドレオンは3勝クラスを勝った直後の重賞で2着。
その後、故障により志半ばでターフを去ることになりますが、
無事なら大きな勲章を得ていてもおかしくなかった素質馬でした。
アステルには兄の分まで重賞戦線での活躍に期待が掛かります。
まずは愛知杯、桜花賞以来の重賞挑戦で成長した姿を見せて欲しいものです。

引き続きレッドアステル号へのご声援よろしくお願いいたします。