2020.10.27

芝並みの豪脚炸裂、ルゼルが重賞制覇に王手!

初重賞挑戦となった前走こそ
思いもかけぬ大敗を喫したルゼルですが、
レース後に若干夏負けの影響もあったことが判明し、
あれが能力のよる敗戦ではないことが明らかとなりました。

今回は久々の1200m戦、スタートに一抹の不安もあり、
さらに内枠を引いたことで決して楽な戦いは望めませんが、
その反面、今後の重賞制覇に向けて負けられない一戦でもありました。

予想していた通り道中は後方内目の10番手の追走となり、
4コーナーでもその位置は変わりません。
この条件においては絶望的とも思える位置取りながら、
ルゼルの力を心得ている川田騎手は慌てません。
直線で巧みに外に進路を切り替えると、
ルゼルも鞍上のアクションに応えてぐんぐん脚を伸ばし、
計ったように2着馬を捉えたところで先頭ゴールイン!
クビ差でも着差以上の力量差を感じさせる勝利となりました。

これでオープン特別(リステッド)を2勝。
一度は跳ね返された重賞に再びチャレンジする時は訪れました。
次走がどこになるかは未定ながらここから更なる飛躍を期待しています。
引き続きレッドルゼル号へのご声援よろしくお願いいたします。