2020.09.24
レッドベルオーブ、夢が膨らむレコードV!
ベルローズ、ベルディエス、ベルジュール、
今やレッド軍団ゆかりとなったレッドファンタジアの4番仔、
レッドベルオーブが鮮やかに2戦目で勝ち上がりました。
この牝系の特徴に仕上がりの早さにもありますが、
事実、上記3頭中2頭が新馬勝ち、ベルオーブを含めた
全4頭が2戦目以内に勝ち上がるという優秀さ。
しかも、ただ勝つだけではなく、いずれもレベルの高い時期の
芝マイル以上で勝ち上がっていることも共通点となっています。
初の牡馬に出たひとつ上の兄、ベルジュールは、
6月の新馬を勝った後、休み明けのデイリー杯を
28キロ増の馬体で勝ち切る離れ業も見せています。
そして、ある意味ではその兄以上にインパクトのある
レースを見せたのが、まだ未勝利を勝ったにすぎないはずの
ベルオーブの今回の走りと言ってもいいでしょう。
テンの3F34.0、1000m通過が57.2という
短距離戦並のハイラップをこともなげに番手追走、
あり余るスピードから4コーナーでは早々に先頭へ。
この競馬で最後まで脚が持つのだろうか?
と一瞬不安がもたげますが、それも本当に一瞬のこと。
抜群の手応えそのままに後続との差をぐんぐん広げると、
逆にベルオーブをマークしていたライバルが
苦しくなってしまうほどでした。
テン良し・中良し・終い良しとはまさにこのこと。
2戦目でこれだけのタフな競馬を経験できたことも大きく、
鞍上からは、「次は重賞を使っても面白い」と言わしめました。
もちろん今後については状態を見極めながら慎重となりますが、
いずれにせよ先々に大きな夢が膨らんだことは確かです。
レッドベルオーブの今後の走りにご注目ください。
ご声援よろしくお願いいたします。