2020.06.15

ラルジュ、不良馬場をものともせず快勝!

3月に復帰後は常識に掛かった安定したレース振りで、
ここ2戦は連続2着、いつでも勝てる位置にはいましたが、
勝てる時にしっかり勝っておきたいのが未勝利戦。

今回は不良という特殊な条件下ではありましたが、
さすがはオルフェーヴル産駒といった走りで
道悪をものともせず、のびのびと広い府中を駆け抜けました。
最後はこちらも2戦続けて2着を続けていた強敵との
一騎打ちかと思いきや、鞍上に追い出されてからの脚色は
ラルジュに軍配、最後は2馬身半の着差をつけていました。

レース前は気性の危うさを懸念されるラルジュですが、
府中2000mの大外枠という悪条件の2戦目以外は、
常に堅実無比な走りを見せてきました。
最近のレースを見てもうまく心と身体のバランスが
取れているように気性面の成長も顕著に感じます。
少し遠回りをしましたが、一戦ごとに成長できたと思えば、
これも今後の糧となることでしょう。

兄にショウナンマイティ、ゴーフォザサミットという
重賞勝ち馬がいる良血で、この勝利で満足する馬ではありません。
父譲りの成長力で今後どのように飛躍してくれるか
期待をもって見守りたいと思います。
皆様もレッドラルジュ号へのご声援よろしくお願いいたします。