2020.06.09

軌道に乗ったアルマーダが2連勝!

アッと驚く二王子特別の制覇から
間髪あけずに出走を決めた今回は勝ち得戦。
鞍上にはルメール騎手を配し、
一転負けられない一戦となりましたが、
とはいえ長期休養明けを勝った後のレースは、
目に見えぬ反動や不可解な敗戦もつきもので、
ここを勝つようなら本物だろうけど果たして…
という若干の不安があったことも確かです。

しかし、そんな思いは杞憂でした。
もとより名伯楽がゴーサインを出したわけですから
そんな思いは至極失礼、師にも馬にも申し訳ないほどの
横綱競馬であっさりと連勝を飾ってくれたのでした。

この連勝で母レッドシェリールを思い出しました。
彼女も未勝利500万と連勝し、一時は海外遠征プラン、
秋には大舞台への出走が期待されるほどの馬でしたが、
故障のためその連勝を最後にターフを去りました。
当時の無念をこうして息子が晴らすというのも
競馬というブラッドスポーツの魅力でしょう。

もちろんアルマーダはここで満足するような馬ではありません。
古馬ではありますが、ある意味、新馬特別を連勝したようなもの。
まだまだ底は見えません。
一年近くを棒に振った分をここから挽回してもらい、
その休養があったからこそ良かったのだと
思える活躍に期待しましょう。
引き続きご声援よろしくお願いいたします。