アルマーダ、不屈の闘志で格上げV！

デビュー前のアクシデントによりデビューが大幅に遅れ、
何とか間に合わせる格好で出走させたのが昨夏の新潟。
経験馬相手の不利は承知も何とか素質の高さで…
との期待むなしく、次走のダート戦も含めいずれも大敗。

２歳時から期待の大きな馬で
早期デビューも視野に入っていた馬ですが、
故障による長期休養により、
その能力や闘争心が萎えてしまったのかと
思わざるを得ない現実を突きつけられました。

しかし、アルマーダの素質を信じて
疑わなかったのがほかならぬ藤澤調教師です。
「間違いなくいいものは持っている」との信念のもと、
未勝利戦もとうに終了したこの５月までじっくり立て直しを図り、
再び新潟開催に照準を合わせていました。

馬体重は+12の540キロ。
デビュー当初の520キロ台でもまだ緩い印象だっただけに、
休養明けとはいえこの体重ではまだ太いのかとの懸念もありましたが、
走りを見ればこの充電期間に培った成長分だったのでしょう。

レースは、テン良し、中良し、終い良しの優等生的内容で、
格上げ挑戦とは思えぬ強さで熾烈な２着争いをしり目に
悠々と２馬身差をつける快勝となりました。

苦難の道が長かっただけにその喜びもひとしおです。
辛抱強く管理してくださった藤澤調教師をはじめとした関係各位、
ずっとお待ちいだたいた出資会員様にも感謝の思いで一杯です。
引き続きレッドアルマーダ号へのご声援よろしくお願いいたします。