2020.02.03
初勝利を挙げた思い出の地で復活の2勝目!
気づけば初勝利から一年半。
遠い道のりではありましたが、
成長力豊かなハーツクライの子らしく、
これまでのレースで培ってきた経験を無駄にはせず、
ついに未勝利勝ちを決めた舞台で2勝目を挙げました。
レース振りも当時の内容そのもの。
しぶさを生かすため積極的に番手を追走し、
直線入口では早めに逃げ馬とのマッチレースに持ち込みます。
最後はアルジーヌが根性を発揮してグイッと抜け出したところがゴール。
二度目の騎乗で彼女の長所を活かした西村騎手の好騎乗も光りました。
この日の馬場は非常にタフで、
マッチレースを演じたもう一頭がナカヤマフェスタ産駒、
3着馬もハーツクライ産駒とスタミナ志向の強いタイプ。
アルジーヌの場合、母父もダルシャーンですから、
こんな馬場でのスタミナ比べはおあつらえ向きだったかも。
もちろんそれだけではなく母系の筋も通っています。
兄レッドエルディストは故障のために
心なし半ばで早期引退を余儀なくされますが、
ハイレベル世代のダービーにも出走し将来を嘱望されていた馬。
レッドリーガルも3勝を挙げる活躍馬でした。
未勝利を勝った後の経緯から昇級後は楽な戦いは望めませんが、
それでも父母系ともに成長力には定評がありますし、
今回の勝利をきっかけに更に上を目指してほしいものです。
引き続きレッドアルジーヌ号へのご声援よろしくお願いします。