レッドベルジュール、２連勝でＧ２制覇！

過去に数多の名馬を輩出した２歳の登竜門を
レッドベルジュールがキャリア一戦の身で制しました。
スタートひと息で道中も行き脚が付かずほぼ最後方を追走。
休み明けの影響か、もしくは戦前に危惧されていた
喉の状態が思わしくないのか…と不安な気持ちがもたげますが、
直線を向きベルジュールの大きな一完歩ごとに不安は消失、
一転して驚愕、歓喜の想いに胸一杯のゴール前となりました。
距離ロスなく直線は内に進路を取ったとはいえ、
唯一頭33秒台の上がりを駆使しての勝利は素晴らしく、
６月のメイクデビュー以来の実戦を思えば尚更でしょう。

姉レッドベルローズ、レッドベルディエスの先日の連勝に続き、
今回は初の男馬に出たベルジュールが重賞をも制覇。
３世代の年子が時を同じくしてこのように活躍するのも珍しく、
まだまだこの勢いは止まりそうにありません。

休み明けで28キロ増やした馬体に太め感じはなく、
心身ともに途上の状況で勝ち得たG2の価値は計り知れません。
体調に問題がなければ次走に予定されるであろう
朝日杯FSに向けても大きな楽しみが広がりました。
引き続きレッドベルジュール号へのご声援よろしくお願いします。