2019.11.05

鮮やかに一変、レッドライデンが差す競馬で完勝!

デビュー戦は若駒らしい気の勝ったレース振りで
終いまで脚が持たずに5着と敗れたライデンですが、
2戦目の今回はしっかり溜めの利いた走りで完勝!
スタートの出負けも味方につける名手のエスコートが見事なら、
それに応えたライデンの学習能力の高さも見逃せません。
前が壁となった直線でも一瞬の隙をついて最内に進路を取り、
後は後続を離す一方。最後は手綱を緩める余裕さえありました。

父に似た漆黒の馬体が幼少時から目立っていたライデン。
奇しくも父も初戦は6着に大敗し、
2戦目の勝利から一気にダービー制覇の栄冠を掴んだものです。
恵まれた好馬体だけではなく、2歳時から6歳時まで
常に第一線で上位を賑わせた能力とその源となった瞬発力、
さらに肉体的にも頑強で大きな故障なく現役生活を終えました。

そんな現役時代の印象からすれば、
もっと産駒が走っておかしくないとも思えるのですが、
2歳世代からは未勝利特別を連勝したココロノトウダが出現。
最初の世代の4歳馬たちもコンスタントに勝ち鞍を挙げています。
ライデンにも父の名声を高める活躍を見せてもらい、
ゆくゆくは父の代表産駒として名を上げてくれたら最高です。
引き続きレッドライデン号へのご声援よろしくお願いします。