2019.09.03

レッドクレオス、惜敗続きの鬱憤を晴らす完勝!

まだ身体のできていなかったデビュー戦以後、
一戦ごとにレース振りが良化し、札幌で迎えた2戦は
いずれもタイム差なしという勝ちに等しい内容。
とはいえ2着では意味がないともいえる未勝利戦。
施行時期の改定により例年以上に過酷さを増した
サバイバル戦線の波にクレオスも飲まれつつありました。

すなわち体質の弱さからデビューが遅れたクレオスにとって
連闘だけでも高いハードルと思えるところに初の短距離戦。
期待と不安は半々でも正直なところ不安の方が大きい…
そう思ってしまうほどに未知の領域へのチャレンジです。

しかしながら終わってみればそんな杞憂はどこ吹く風。
これまで勝ちあぐねていたことが幻思うような楽勝でした。
血統的にスタミナの裏づけのあるクレオスにとって、
力のいる馬場と展開が味方したことは確かでしょうが、
そうした理由を抜きにしても1200m戦での3馬身差は決定的。

これで晴れて真の意味でのスタートラインに立つことができ、
この距離をこなしたことで今後の選択肢も広がったといえましょう。
師はクレオスのデビュー当初から「先々は間違いなく走ってくる」
と評していましたが、まさにそれが実現化しそうな予感がします。
引き続きレッドクレオス号へのご声援よろしくお願いいたします。