レッドシルヴァーナ、力の違いを見せ付ける完勝！

ダートに矛先を変えて２戦連続２着、
特に前走は頭の上げ下げの差ということで、
初勝利に王手をかけていたシルヴァーナに
突如暗雲が立ち込めたのはレースの10日前。
それまで堅調だった追い切りで突然の失速…
陣営の懸命な尽力により何とか出走にこぎ付けたものの、
この頓挫がレースでどう影響するのか
不安と願いが交錯しながらのレース観戦となりました。

しかし、不安はまったくの杞憂に終わり、
終わってみれば後続に２馬身半をつける楽勝。
それもハイペースを自ら捲り上げての勝利ですから、
今回のメンバーでは能力が一枚上だったということでしょう。
もちろん回避も辞さないような状況から、
きっちり立て直しを図った陣営にも感謝せねばなりません。

ラストチャンスともいえるこの時期に、
苦難を乗り越えて価値ある１勝を挙げたことが、
必ずや今後の糧となることでしょう。
フェアリードール一族の末裔として更なる活躍を期待しています。