2019.02.26

見せ付けた速力、小倉の地でパラスが躍進!

デビュー戦で後の重賞2着馬に敗れはしたものの、
上々の好スタートを切ったパラス。
勝利も間近と思いきやその後はリズムを崩してしまい、
この馬の力はこんなものではないはずなのに…
といった競馬を続けていました。

今回の小倉遠征も期待と不安が半々でしたが、
初戦こそ踏ん張り切れずに5着と惜敗も、
ハイペースを果敢に先行し一瞬はそのまま押し切るか
と思わせた走りには確かな復調気配を感じさせました。

叩き2戦目の今回、ペース自体は前走とほぼ一緒ながら、
逃げた馬も止まらなければ2番手を追走したパラスも止まらない、
止まらないどころか前をゆく目標めがけて力強く脚を伸ばし、
終わってみれば先行しながら最速の上がりで2馬身差の楽勝。
小倉の馬場も合っていたのでしょうが、非常に強い内容に、
ようやくデビュー当初のパラスが戻ってきてくれた想いです。

さらには時計も優秀。
同日の500万とは0.3秒差、準OPとも0.6秒差ですから立派です。
現状ではスピード任せの形が最も力を発揮できるのでしょうが、
母系を見渡せば日本の至宝とも呼べるスカーレットレディの名。
成長力にも富んだ血筋でまだまだ奥がありそうですし、
成長に合わせてどんな走りを見せてくれるか期待したいと思います。
引き続きレッドパラス号へのご声援よろしくお願いいたします。