2019.02.18

ジェニアル、一戦ごとの成長を見せつける完勝!

デビューは直線とても届かないような位置から際どく差を詰め、
2戦目も離されはしたものの不向きの展開の中3着。
すでに能力は証明しているジェニアルの課題は位置取り。
直線を向いた時にどこに位置しているかがカギでしたが、
今走は初コンビの酒井騎手のアシストで4コーナー5番手まで進出。
ここからジェニアルの末脚が炸裂すれば…という期待そのままに、
過去同様の豪脚を繰り出し、後続に3馬身をつけての完勝となりました。

3戦目での勝利は母と同様。
その母レッドアゲートは4戦目の500万下こそ4着に敗れますが、
次走で格上挑戦したフラワーCで2着すると、
勢いそのままにG2のフローラSを一番人気で制覇。
大舞台のオークスでも二番人気にまで
支持される上がり馬として名を馳せました。
その後は勝ち鞍を得ることはできなかったものの、
重賞を中心に33戦を走りぬいた丈夫な牝馬でした。

レッドジェニアルではじめてキングカメハメハを配され、
以後再びキングカメハメハ、ロードカナロアと種付けされているのも、
ジェニアルの出来の良さに惹かれてのものだったかもしれません。
事実、母の産駒の中では最もスケール感を感じさえるジェニアルの走り。
まだ心身ともに幼く荒削りですが、だからこそ今後の成長が楽しみです。
今後もレッドジェニアル号へのご声援よろしくお願いいたします。