2018.10.29
役者が違う、アトゥ6馬身差の圧勝!
一度勝っているクラスとはいえ今回は休養明け。
力量上位は明白でも、まずは無事にという思いもあったのですが、
そんな不安を一掃する素晴らしい走りを見せてくれました。
むしろ休んだことが心身の成長に繋がったようにも感じます。
初コンビとなった松山騎手との息もピッタリで、
馬まかせに勝負どころから前を射程圏に捉えると、
直線入口の時点で手応えの差から勝負ありと思わせるほどでした。
余裕残しで次位より0.5も速い上がりを駆使し、
全体時計も同日に行われた準OPとわずか0.1の差。
上位馬がしのぎを削って作り出された準OPの時計と、
最後は流す形で叩き出したアトゥの時計を比較すると、
その価値は絶大なのではないでしょうか。
ひとつ上に異母姉妹となるレッドディオーサがいます。
アトゥの父がカジノドライヴならディオーサはキングカメハメハ。
どちらもダートの中距離を主戦とし勝ち鞍もいずれも3勝。
ディオーサも使われながらに復調間近というところですから、
どちらが先に4つめの勝利を勝ち取るかそんな興味もあります。
馬同士に姉妹のライバル心などはないでしょうが、
今後も切磋琢磨しながら互いに上を目指して欲しいと思います。
引き続きレッドアトゥ号へのご声援よろしくお願いします。