2018.10.09

レッドヴェイロン、重賞3着の貫禄V!

NHKマイルCで勝ち馬からタイム差なしの
3着と激走したヴェイロンにふさわしい舞台は、
本来なら同日の毎日王冠であってもおかしくありません。
だからこそ負けられない一戦、ファンも1.4倍の断然人気に支持しました。

しかし、レースは一瞬ひやりとするシーンもありました。
かつてルメール騎手で勝利した時とは異なり今回は末を温存しての競馬。
少頭数のレースらしいスローな流れに前をいく馬たちも余力は十分で、
直線半ばまでは先行各馬を捉え切れぬか…という場面もありました。
しかし、ゴールに向かうに従ってその加速力は威力を深め、
最後は地力の違いを見せ付ける形で先頭フィニッシュを決めました。

デビュー以来勝ち味の遅かった馬がここにきて連勝。
母の産駒の成長力をヴェイロンも踏襲しているようです。
とはいえこの勝利だけで満足できる馬ではないことは冒頭に述べた通り。
今年を足がかりとして、来年は再び大きな舞台で活躍する姿を見たいものです。
引き続きご声援よろしくお願いします。