2018.08.16
兄に続いたアルジーヌ、堂々たる競馬で快勝!
クラブゆかりのショウダウンの仔として
期待の大きなハーツクライ産駒がレッドアルジーヌ。
経験馬相手のデビュー戦こそ見せ場なく敗れますが、
奥手な血筋らしく一戦ごとにレース内容、着順が良化。
前走で牡馬を相手に先行し3着したところに開花の兆しを見せ、
今回も強気の先行策で堂々と押し切ってくれました。
デビュー戦で追走に苦労していた馬が2番手から押し切る様に、
父が有馬記念で突如先行してみせたあの快走をだぶらせたくなります。
母方のダルシャーン、アルザオといった国内希少な血とハーツの融合。
おそらく今回の勝利も本格化の序章といったところでしょう。
兄レッドエルディストは重賞戦線で活躍しダービー菊花賞にも出走。
しかし、充実の4歳を迎えるはずの初戦で故障を発症、
志半ばにしてターフを去りました。
無事であれば長距離戦線で活躍していたはずの兄の意思を継ぎ、
いずれは兄を超える活躍を…といいたいところですが、
まだひとつ勝ったばかりのアルジーヌにその要望は重荷かも。
ひとまず勝ってくれたことに感謝し、勝利の余韻に浸りましょう。
引き続きレッドアルジーヌ号へのご声援よろしくお願いします。