2018.06.21

レッドオーガー、鮮やかな逃走劇!

昇級後は結果の出ていなかったオーガーですが、
降級かつ得意の府中に戻れば力が一枚上でした。
何が何でもハナへという鞍上の気概にも押され
ハナ争いを制すとあとはマイペース。
多少ペースが速くとも型にはまれば父譲りの
持続性のあるスピードを遺憾なく発揮します。

2馬身半突き放した2着馬と3着馬がいずれも降級馬。
3着馬にいたっては1000万でも3着2回の実績馬ですから、
これらを完封した走りは価値あるものでしょう。
まだ自分の型にはまらないと脆い面が見られるなど
課題は残していますが、その分上積みも見込めるということ。

母アドヴァーシティはクラブ馴染みの血筋ですが、
期待された兄たちはいずれも素質の高さを生かし切れず、
志半ばでターフを去ることになりました。
気付けばその兄たちを凌ぎ、いまや出世頭に。
昇級すれば楽な戦いは見込めませんが、そこは充実の4歳、
使われながら着実に力を付けて頑張って欲しいものです。
引き続きレッドオーガー号へのご声援よろしくお願いいたします。