2018.04.02

レッドガラン、経験馬相手に初陣を飾る!

満開の桜の下でようやくデビューを迎えたレッドガラン。
待った甲斐もあって実に素晴らしい走りを披露してくれました。
初めての競馬らしくスタートは出遅れて後方からの追走。
それでも走りに慌てふためく感じはなく徐々に先団を射程権へ。
とはいえ直線を向く段階でもまだ後方には数頭しかいない後方の位置取り。
手応えには余裕が感じられますが、果たしてここからどこまで伸びるのか…?
そんな想いで固唾をのんで見守っていると、そこから想像以上の末脚炸裂!

ぐいぐい伸びて一番人気馬を交わすと先を行くのはあと一頭。
しかし相手も絶好のタイミングで抜け出しており止まってはいません。
ここで勝つことと2着の価値の違いがどれだけ大きいかは
競馬に携わるものなら誰もが知るところでしょう。
普段のレースなら2着で納得ということもあるのでしょうが、
今回は残り期間も限られたサバイバルレース。
惜しい2着で終わってその後勝ちあぐねてしまった馬は五万といます。

それだけに「ここまできたら何とか勝ってくれ!」
出資者の皆さん誰もが祈ったであろう直線。
果たしてその想いが通じたのか、最後は2着馬をきっちり捉えてゴールイン!
前日から先行有利が顕著だった阪神において外からの差し切り、
まして経験の浅い若駒のことですから非常に価値の高いものでした。

ガランをきっちりエスコートしてくれた池添騎手曰く、
この走りにしてまだ気性が幼いとのこと。むしろ将来への期待が膨らみますね。
母系には成長力に定評のあるダンシングキイの血脈も流れています。
父を管理した厩舎の下でそれがどんな形で結実するかを楽しみに、
今後もレッドガラン号へのご声援よろしくお願いします。