2018.03.26

レッドベルローズ、名手の手綱で横綱競馬!

デビュー以来後方で脚を溜め、鋭い末脚を持ち味としてきたベルローズですが、
距離を2000mに延ばした今回は、これまでのイメージを一新させる先行策。
直線入り口で早々に先頭に立つ強気な競馬に、
「少し早いのでは?」と不安を感じたのは外野(私)だけだったようで、
ルメール騎手なら当然計算づくだったのでしょう。

とはいえ、逃げた馬が最下位に沈み、序盤は最後方に位置していた2頭が
2、3着に追い込む流れはベルローズにとっても決して楽ではなかったはず。
初めてのそんな形にもしっかり対応したベルローズの成長が喜ばしいと共に、
ルメール騎手が初騎乗ながらそのような戦法を敢行できたのも、
デビュー戦で他馬の背からベルローズの強さを感じてくれたからかもしれません。

次走は一度跳ね返された重賞の壁に再挑戦の予定。
2走前は不利や展開に泣かされただけでまだ決着は付いていません。
ベルローズ自身が一戦ごとに成長していますし、改めて大舞台へ向けて頑張って欲しいものです。
引き続き、レッドベルローズ号へのご声援よろしくお願いします。