2017.12.18

レッドオーガー、逃走Vで嬉しい2勝目!

今年の上期は歯車のかみ合わない競馬を続けていたオーガーですが、
11月の復帰戦でいきなり2着と好走。
3番人気の支持を受けた今回は真価の問われる一戦でしたが、
堂々と逃げ切って前走がフロックでないことを証明しました。

元々逃げなければ競馬ができない馬ではなく、
今回も序盤はじんわりと進め、ペースに合わせて途中からハナ。
急遽の騎乗となった杉原騎手との息もピッタリでした。
レース振りはやはりカジノドライヴ譲りのスピードを生かす形。
そのスピードを最後まで持続させる走りは、僚馬で同父の
レッドゲルニカにも通じるものがあります。

まだ500万を勝ったばかりの身といえ母から出た初の中央2勝馬。
母の仔には、レッドバリオス、レッドエクスプレスという
クラブ出身馬がいましたが、いずれも華々しく新馬戦を快勝しながら
故障に泣いて短いキャリアで競走生活に幕を閉じることになりました。
その点オーガーは2歳6月のデビュー以来コンスタントに使われながら、
大きな怪我もなく、ようやく持てる素質を発揮できるようになってきました。
兄たちの分もキャリアを重ね、着実に力を付けていって欲しいものです。

引き続き、レッドオーガー号へのご声援よろしくお願いいたします。