2017.11.27

レッドゲルニカ、トップハンデをものともせずにOP入り!

痛恨の出遅れから得意の舞台で大きく崩れた前走から捲土重来、
再び同じ舞台で一番人気の支持を集め、期待通りに快勝しました。
懸念のスタートを決めた後は余裕の走りで2番手を追走。
直線早々に先頭に立ちますが、後続との手応えの差は歴然。
デビュー当初は手応えほど伸びきれず、長い府中の直線を堪え切れない
シーンも見受けられましたが、今のゲルニカにはノープロブレム。
雄大な馬体を躍らせて余裕の先頭フィニッシュとなりました。

逃げ先行馬が軒並み壊滅し、2着には最後方追走の馬が
差し込む流れを自ら作っての楽勝。しかも58キロのトップハンデ。
やはりまともなら準OPでは力が一枚上だったということでしょう。
既にOP特別でも3着の実績があり、当時の1、2着馬が
重賞実績馬ということを考えれば、ゲルニカの今後も非常に楽しみ。
スピードの違いで先行し、その持続力ある末脚を終いまで継続する
そのレース振りはまさに父譲りといった感じなのも嬉しい限りです。

エリートコースを歩んだ父と路線は異なりますが、
ここまできたら父が後一歩で涙を飲んだフェブラリーSへの出走を果たしたいもの。
来年は少し厳しい状況ですが、6歳時に迎えるフェブラリーSなら…?
それまでにキャリアと実績を重ね、堂々と舞台に立てることを願いつつ
今後の更なる活躍を期待しています。
引き続きレッドゲルニカ号へのご声援よろしくお願いいたします。