2017.09.04

レッドルドラ、素質の高さで距離を克服!

前走同様序盤から行きたがる素振りを見せていましたが、
2度目となる今回は無理に押さえず3コーナ過ぎには先頭。
鞍上のコメントからも本質的にはこの距離が
ピッタリというタイプではなく、直線を向いた時も
余裕で押し切れるほどの手応えはないように映りました。
それでも、そこからの踏ん張りが見事です。
2、3着馬が併せ馬の体勢で襲い掛かるのを、
抜群の根性と持続力で退けました。

デビューこそ遅れましたが、もともと初出走で
経験馬相手に見せ場十分の走りを見せたように素質の高さは明らか。
とはいえ、現時点でもソエなどを発症しているように、
まだ心身ともに成長途上なことも確かです。
立て直せばすぐに勝てるという状況ではありますが時は待ってくれません。
今週で勝たなければ、次走以後はキャリアの浅い素質馬や5着以上の馬との
ハイレベルなサバイバルレースに突入するという状況でした。
その土壇場の状況でソエに耐え結果を出したルドラ、
2度目の騎乗で結果を出してくれた武豊騎手、もちろんその陰には
細心のケアでルドラを送り出した厩舎のサポートがありました。

この後はご褒美のリフレッシュでしょうか。
まずは疲れを癒しソエを完治させ、新たなステージに挑んで欲しいと思います。
引き続きレッドルドラ号へのご声援よろしくお願いいたします。