レッドマジュール、得意の新潟で久々の勝利！

3歳時、未勝利戦、500万下と連勝し、
将来を嘱望されたレッドマジュールですが、
その後は思いがけず苦しい戦いを強いられました。
上のクラスで苦戦するならまだしも
一度は勝った500万下に降級しても
勝利の女神が微笑んでくれません。

そのうちにリズムを崩し、レース直前に
鼻血により除外となる不運に見舞われるなど、
一時は3歳時の輝きを取り戻すのは難しいのでは…
と思われた時さえありました。

しかし、年を重ねて体質も強化されたのか、
今年に入ってからはコンスタントに出走が叶い、
競馬の内容も一戦ごとに良化の色がうかがえました。
さらに馬体重も徐々に増加、410キロでデビューした馬が、
今回は456キロというマジュール史上最高の馬体重も記録。
その上で2年ぶりとなる勝利を収めたわけですから
今まさに心身ともに充実期を迎えたといえるでしょう。

切れ味に定評のあるディープインパクト産駒ながら、
上がり最速をマークしたのは3歳時の一度だけでしたが、
前走で生涯2度目の最速上がりをマークすると、
その勢いを駆って今回もメンバー1位の上がりを駆使しての勝利。
思えば33秒台の上がりを使ったのも前走が始めてですから、
この夏の充実度、確かな成長ぶりには目を見張るものがあります。

大切に使われてきただけに馬はまだ若く、
今なら上のクラスでも頑張ってくれるのではという期待が掛かります。
引き続きレッドマジュール号へのご声援よろしくお願いします。