2017.08.14
降級なら格が違う、久々の勝利!
昨年は牝馬三冠を戦い抜いたレッドアヴァンセ。
準OPでも強豪牡馬を相手に上位争いを続けてきただけに、
クラスが下がって牝馬同士の戦いとなる今回は負けられない一戦。
大幅に減った馬体重に若干不安の色を覚えますが、
直前の追い切りで自己最速時計をマークする程に状態は良く、
陣営の仕上げに抜かりはないはずです。
果たして、レースにいってしまえば鞍上との息もピッタリに、
積極的な先行策で馬のやる気も十分の様子。
後方から差し脚を生かす競馬に見慣れているせいか、
やや違和感を覚える位置取りですが、ここから
最速の上がりを繰り出させるのがデムーロマジック。
もちろんアヴァンゼの能力を信じたからこその積極策だったのでしょう。
2着には今年の桜花賞7着馬、奇しくも桜花賞7着馬同士の
ワン・ツーとなりましたが、そこは年長馬の貫禄を見せ付けました。
5走前にタイム差なしの接戦を演じた馬が後に重賞を勝っているように
アヴァンセにもその資格はあるはずで昇級は形だけのものでしょう。
当面の目標は準OPクリアとなりますが、その先にはリディル、クラレント、
レッドアリオン、サトノルパンが成し得た重賞制覇、その継承の夢があります。
一歩一歩段階を踏みながらでも大きく羽ばたき兄たちに続いて欲しいものです。
引き続きレッドアヴァンセ号へのご声援よろしくお願いします。