2017.07.18
レッドベリンダ、競り合いを制し中央初勝利!
中央の未勝利戦を勝ち上がることができず、
園田で中央復帰の資格を得て再び舞い戻ったベリンダ。
中央復帰初戦では不利といわれる中山マイルの大外枠から
最速の上がりを駆使して4着と能力の高さを垣間見せますが、
その後は行っても差してもあとひと息というレースが続きます。
それでも最近は確かな先行力を身につけて見せ場は十分。
どこかでチャンスが訪れるのではとの思いでその日を待ちました。
今走は血統的にベストとも思える洋芝、器用さを生かせる内枠、
頭数も少なく落ち着いた流れになりそうなのも好都合、
ようやくチャンスの日がやってきたという期待感がありましたが、
果たしてベリンダと若武者・木幡騎手のコンビは
しっかりチャンスをモノにして価値ある一勝を勝ち取ったのです。
レースは思惑通りに内目の好位を確保。
淡々とした流れにベリンダの脚もしっかり溜まっている様子。
過去に二度ベリンダの背に乗った鞍上の手綱さばきも冴え、
直線もしっかりと伸び、最後は2着馬の強襲を受けたものの、
なんとかしのぎ切って先頭ゴールインを果たしたのでした。
2014年暮れにデビュー以後、園田での勝利はありましたが、
中央競馬ではデビューから2年半をかけての悲願の初勝利。
それを特別戦で飾れたというのもまた嬉しい限りです。
父ハーツクライ譲りの成長力がこの勝利を起爆剤としてくれれば
今後が益々楽しみになりますが、タフにキャリアを重ねて22戦、
変わらずベリンダらしい走りを見せてくれればという思いもあります。
引き続きレッドベリンダ号へのご声援よろしくお願いいたします。