2017.04.17

レッドローゼス、特別戦を圧勝!

人気に応えて山藤賞を勝ち2勝目を挙げました。
前走はいかにも休み明けといった感じでの3着、
それでも能力の片鱗は見せたのですが、
ひと叩きされた今回は道中の手応えからして違いました。
4コーナーでは早くも勝利の予感を感じさせる位置取り、
直線も期待に違わぬ伸び脚であっという間に後続を突き放し、
最後は手綱を押さえる余裕すら見せながらの快勝でした。

デビュー戦からハイレベルの相手と戦ってきたローゼス。
初戦3着時の1、2着馬はすでに500万を勝ち、
2着のアウトライアーズは重賞での連対も誇ります。
2戦目にハナ差の勝負を演じたサトノアレスに至っては次走でG1を制覇。
ベゴニア賞でもエトルディーニュ、クライムメジャーといった強豪と
差のない競馬を演じていたわけで、正直なところ
今回は負けられない一戦だったわけです。

この大事な一戦を制した先に見えてくるのは、
まだ間に合うダービー参戦への挑戦でしょうか。
次走については未定ながらも、レース後に問題がなければ
中2週で迎えるプリンシパルSが有力となってくるかもしれません。

気性は父の産駒らしく前向きなところがありますが、
一戦ごとにレース振りが大人びて進境がうかがえますし、
何より血統的には母系にガリレオやナシュワンといった
欧州の重厚かつ底力溢れる血統を有する配合の持ち主です。
ぜひとも大舞台で強い相手に挑んでもらいたい、
そんな思いで今後の動向を見守りたいと思います。
引き続きレッドローゼス号へのご声援よろしくお願いいたします。