2017.03.29
レッドオルバース、ダート替わりで久々の美酒
レッドオルバースがキャリア16戦目にして挑んだ
初のダート戦であっさりと結果を出してくれました。
道中は好位の外目を進み4角では早くも先頭に踊り出る勢い。
直線でも脚色は鈍らず2着馬に2馬身半差をつける完勝。
勝つときはこうもあっさりといった感じですが、
華々しくメイクデビューを決めた後の2勝目は近いようで遠いものでした。
新馬の勢いを駆って挑んだ特別戦では不利を被りながらクビ差の2着。
その勝ち馬が東京優駿でも5着と善戦し3着馬は後に重賞を制覇。
この時のクビ差が後々まで響いてしまったわけではないのでしょうが、
その後のオルバースは勝てそうで勝てず、こんなものではないはずなのに…
との思いを募らせた方も多かったかと思います。
結局、新馬勝ちから2年半…
オルバースの力からすれば遅すぎた感もありますが、
ようやく嬉しい2勝目を勝ち取ってくれました。
キャリア16戦にして5着を外したのはわずか1度だけ。
もともと崩れのない馬なので昇級してもヒケはとらないでしょう。
5歳にしてはキャリアも浅く、もうひと段階のびしろもありそうです。
母アグネスラズベリは故障もあって中央では勝ち上がることができず、
4歳時に園田競馬で初勝利を挙げた後、中央でリスタートを切った馬。
そこからは4連勝を含む快進撃でOP入りを果たし6歳時には重賞も制しました。
父ダイワメジャーも6歳にしてG1を2勝したほどの名馬ですから、
まだ2勝目を挙げたばかりのオルバースとはいえ、今後の期待は大きいです。
引き続き、レッドオルバース号へのご声援よろしくお願いいたします。