2016.12.13
レッドジェノヴァ、2戦目で牡馬を完封!
レッドジェノヴァが2戦目で嬉しい初勝利を飾りました。
牝馬限定のマイル戦から牡馬混合の2000m戦へハードルは上がっても
終わってみれば先行策から1位タイの上がりを繰り出して
堂々の押し切り勝ちです。その上がりも36.8秒と掛かっているように、
牝馬特有の一瞬の切れを生かしたものではなく、持続力のある
スピードとスタミナを発揮して牡馬に打ち勝つ価値ある勝利です。
父にホワイトマズルを持つ母コロンバスサークルは2000m前後を得意とした活躍馬。
2600mのオープン戦でも連対があるように牝馬にしてはスタミナを誇る馬でした。
牝系からは菊花賞馬マンハッタンカフェも出ているようにスケールの大きさも感じさせます。
いわずと知れた父シンボリクリスエスは2度の有馬記念制覇からも分かるとおり、
スピード・スタミナ・操縦性に優れ、弱点の少ない近年有数の名馬。
今回の走りを見るにつけジェノヴァは両親の良いところを確実に受け継いでいるようです。
2戦目で未勝利をクリアしたことにより、初勝利まで7戦を要した母を
ある意味では既に超えました。とはいえ、まだ肉体的には未完成な面も多く、
ここからの伸びしろも十分に期待できます。
タフに6歳まで走り、重賞タイトルまでもう一歩というところまで力をつけた母。
重賞制覇のその夢を引き継ぎ、実現できた時が、真の母超えと言えるのかもしれません。
引き続き、レッドジェノヴァ号のご声援よろしくお願いいたします。