2016.11.28
レッドゲルニカ、3馬身差の圧勝!
レッドゲルニカが断然人気に応えて3勝目を挙げました!
得意の湿った馬場にスピードの乗りもよく抜群の手応えで直線へ。
以前はそれでも手応えほど伸びず終い失速というシーンもありましたが、
差す形で快勝した3走前辺りからはレース振りにも幅が出て、
この日も手応え通りに伸びて危なげのない快勝でした。
昇級戦となった前走でハナ差の勝負を演じた勝ち馬は、
その次の準オープンもあっさりクリアして既にオープン馬。
それを考えればゲルニカの今回の勝利も極めて妥当なもので、
勢いに乗って次走で連勝を飾ったとしても驚けない充実ぶりです。
父カジノドライヴは2009年のフェブラリーSで2着。
その当時のメンバーは勝馬サクセスブロッケンを筆頭に、
カネヒキリ、ヴァーミリアン、エスポワールシチーなど、
それぞれが一時代を気付いたダートの強豪揃いでした。
その中で準オープンを勝ったばかりのカジノドライヴが、
持ったままの手応えで直線に向かい、最後に差されはしたものの、
一番人気カネヒキリの猛追を封じたレースは、
今も語り草となるほどのダートの名勝負と謳われています。
ゲルニカのスピード豊かな走りを見るにつけあの日の父の姿がだぶります。
来年のフェブラリーS、父同様に準オープンを勝ったばかりの身で…
というのは賞金的にも現実的ではありませんが、
いつの日か父が走ったあの舞台に立って欲しいと思わせる馬です。
更なる飛躍に期待してレッドゲルニカ号へのご声援をよろしくお願いします。