2016.11.24

レッドソロモン、見事な勝負根性でオープン戦優勝!

レッドソロモンが夏以来の競馬ながら見事な勝負根性を発揮して、
3歳時の若葉ステークス以来のオープン勝ちを決めました。
馬体重は22キロ増ながら決して太くは見せず、これが本来の姿。
重賞の洗礼を浴びたようにも映る前走はデビュー以来最少の馬体重、
レースでは立ち遅れ流れに乗れないまま回ってくるだけの不完全燃焼。
あれが能力でないことを改めて証明した形となりました。

昨年は早い時期にオープン勝ちを決め、秋には菊花賞にも出走、
これが貴重な経験となり、一旦準オープンに降格後は、
連勝でオープン入りを決めるなど再び軌道に乗ってきました。
札幌記念は前述の通り、明確な敗因があっての敗戦。
次走以降は再び重賞戦線への進出が視野に入ってきますが、
今の充実ぶりなら十分に好勝負も可能でしょう。

偉大な父メイショウサムソンは
種牡馬としてもコンスタントに勝ち馬を輩出していますが、
オープンで2勝以上挙げた産駒はレッドソロモンが初めてだとか。
となれば、現時点でソロモンが父の代表産駒といっても差し支えないでしょう。
さらに父の名声を高めるために、もちろん自身のためにも、
重賞獲得へ向けての更なる飛躍が期待されます。
今後ともレッドソロモン号へのご声援よろしくお願いいたします。