2016.11.07
レッドヴェルサス、惜敗にピリオド。人気に応えて快勝!
昇級馬も崩れのない走りで上位を賑わしてきたレッドヴェルサスが、
500万昇級9戦目にしてついに嬉しい2勝目を勝ち取りました。
実は未勝利戦を勝ち上がるのにも9戦を要しているので、
3歳のこの時期にしてキャリアはすでに18戦。
早くも姉レッドリヴェールの総キャリア数に並んでしまいました。
走ってなんぼとも言われる競走馬の観点からすれば、
ようやく500万下を勝ったばかりのヴェルサスも、
華々しくG1を勝ち取った姉に決して劣らぬ
競走馬としての根本的資質を供えているように思えます。
また、ヴェルサスの勝った同日、
デビュー戦で相まみえ5馬身離されたポルトフォイユが、
そのデビュー戦以来の長期休養からの復帰を果たしました。
一年半近くも休みながらいきなり3着とまとめる辺りは
さすがに重賞級と噂された超良血馬といったところで、
今後無事ならとんとん拍子で出世の道を歩むことでしょう。
ひとクラスを卒業するまでに9戦ずつを要したヴェルサスには
そうしたとんとん拍子の出世街道は訪れないかもしれません。
ですが2頭の戦歴を見るにつけ、競走馬にとって
丈夫であることの大切さも改めて思い知らされる想いです。
そんなタフネスマン・ヴェルサスは、
今後もしばらくは現級を戦いながら力を蓄えるのか、
もしくは今回の勝利で覚醒して次はあっさりという可能性も?
いずれにしても1000万でも十分に戦える能力の持ち主です。
充実の4歳に向けてさらにキャリアを伸ばし、
益々我々を楽しませてもらいたいものです。
引き続きレッドヴェルサス号へのご声援よろしくお願いいたします。