2016.10.19

レッドライジェル、抜群の瞬発力で4勝目!

レッドライジェルがハナ・ハナ・クビ・クビ
という大接戦を制し嬉しい4勝目を挙げました。
ただし、着差はわずかでも唯一33秒台前半を
繰り出した末脚は圧巻で着差以上の強さでした。

結果を見れば2~5着馬は4コーナーで1~4番手、
スローを利して位置取りそのままになだれ込む展開、
それを4コーナー9番手から差し切ったのですから、
いかにライジェルの末脚が切れたかを物語っています。
さらに今回の収穫は馬群に突っ込んでも怯まず伸びたこと。
さすがに大外を回っては差し切ることは難しかったでしょう。
鞍上の好判断とライジェル自身の成長がもたらした価値ある一勝でした。

現在は条件戦に甘んじていますが、
もともと青葉賞(GⅡ)でも2番人気に支持され
敗れはしたものの勝ち馬から0.4秒差まで追い込み、
セントライト記念(GⅡ)でも大外を回りながら、
のちのG1馬キタサンブラックと0.3秒差の勝負を演じています。
脚質的に不利や展開の影響を受けやすく着順こそ安定しませんが、
末脚の威力は重賞でも引けを取らないほどなのです。
ここにきて充実気配を漂わせるライジェルなら、
再びの重賞参戦でも面白いところがあるかもしれません。
そのためにもまずは次走で再び父譲りの豪脚披露に期待しています。

引き続きレッドライジェル号へのご声援よろしくお願いいたします。