2016.10.17
レッドサバス、圧巻の末脚で府中を席巻!
府中の長い直線で持ち味の末脚を思う存分に発揮して、
嬉しい4勝目を飾ったレッドサバス。
未勝利を勝つまでに9戦を要した勝ち味の遅さも今は昔、
差し脚を生かすスタイルを確立し今年に入ってはや3勝、
いままさに充実期に差し掛かった4歳馬です。
今回は長い直線の長距離戦、差しの生きる展開も合いましたが、
それにしても他馬とは一秒以上も違う上がりタイムを見れば、
今のサバスにとって1000万下は通過点というレベルだったようです。
今回の上がりタイプ35.9は、20戦近いキャリアの中でも5指に入るスピード。
キャリアの半分を芝に費やしていたことを思えば、ダートでのこのラップは驚異的。
適性の高さが伺えると同時にデビュー当時からの成長ぶりを物語っています。
兄弟馬はいずれも堅実に走り、タフに長く走る一族。
まだ若いサバスの未来はさらに輝かしいものとなりそうですが、
すでに平地の勝利数では兄弟トップに並びました。
不思議と障害入りを果たす馬も多く、
重賞でも連対したアペリティフなども、
のちに障害入りしオープン戦での勝ち鞍があります。
実際、サバスも一時期障害練習を積み、
1000万下で厳しい戦いが続くようなら障害入りも検討されましたが、
今回のレース振りを見ると、まだまだ平地で活躍してくれそうです。
引き続きレッドサバス号への応援よろしくお願いいたします。