2016.07.14

レッドサバス、末脚爆発!降級戦を完勝

3ヶ月ぶりに競馬場に戻ってきたサバス。
前走大敗の影響など微塵も感じさせず、
降級馬としての実力を見せつけました。

未勝利を脱出するまでに9戦を要したように、
本来のサバスのキャラは堅実だけども切れないタイプ。
今回勝利に導いてくれた福永騎手も、
未勝利戦時代に4度騎乗しながら2、3、4、4着と
もどかしい競馬を続けたものでした。

しかし、立て直されたサバスはひと味違いました。
道中は後方。レース後のコメントを聞けば、
鞍上の意図的な判断とも取れるのですが、
見ている側としては、切れないサバスがこの位置で大丈夫…?

結果、その失礼な思いは良い方に裏切られ、
サバス史上、かつて見たことのないような末脚で
勝ちパターンに入った2着馬を計ったように差し切ったのでした。
いくらペースが流れていたとはいえ、サバスの上がり3Fは
他馬に1秒もの差をつける圧倒的なものでした。

中間の障害練習が功を奏したのか、
はたまた年を重ねてサバス自身が覚醒したのか、
いずれにせよ堅実さに加えこの豪脚も身につけたとあれば、
上のクラスでも十分通用するでしょう。
まずは2走前のリベンジに期待しましょう。
引き続きレッドサバスへのご声援を宜しくお願いします。