2016.07.04

レッドレイヴン、新馬を勝った舞台でオープン完勝!

3年連続で出走した巴賞、
一昨年、昨年は共に苦杯を嘗めましたが、
今年は成長の証を見せつける走りで完勝しました。

3年とも一番人気の支持を集めたことは、
早い時期から素質を期待されてきたことの現れですが、
古馬になって尚残る気性の脆さ、体質面の弱さといった弱点が、
もうひとつ弾け切れない成績に繋がっていました。

しかし、6歳を迎えた今年のレイヴンはひと味違います。
着順こそひと息に映りますが、G1級のメンバーを相手に
差のない走りを見せた中山記念と大阪杯は立派なものでした。
そして、それだけ走っても以前ほどトモに疲労も残さず、
体質面でも着実に進歩がうかがえます。

満を持して出走した2016年の巴賞は、
初コンビとなる池添騎手との息もピッタリに、
早めに先団に取りつく横綱競馬で後続を完封しました。
次走は昨年も出走して5着と敗れた函館記念を予定。
当時以上の充実ぶりを示している今年なら
去年以上のみならず、重賞初制覇への期待が高まります。
引き続き次走もご声援よろしくお願いします。