2016.06.13

レッドディオーサ、余裕綽々に未勝利脱出!

レッドディオーサが2戦目となるダート戦で、
次位に1秒以上もの差をつける上がりを駆使して圧勝!
逃げた馬が2着、3着馬も4角2番手という前有利の流れ、
それを道中7番手から、直線ではムチも使わず
悠々と差し切った強さには恐れ入ったというしかありません。

休み明けの前走ほどではないにせよ、道中はいくらか
ずぶい印象も見受けられますが、その程良く力の抜けた走りが、
直線での爆発力に繋がっているのかもしれません。
2戦目の芝では少し行きたがるようなところもありましたから、
この休養期間で心身の成長も図ることができたのでしょう。
そしてやはり父キングカメハメハはダートでも走れるところが強みです。

母ブレンダはキャリア1戦の身で引退したものの、
そのデビュー戦では後の2頭のオープン馬を相手に3着。
2着馬ジョーカプチーノはG1馬にまで登りつめたのですから、
ブレンダも無事であれば未勝利で終わることはなかったでしょう。
とはいえ、そこで余力を残して繁殖入りできたことも奏功したのか、
2番仔のレッドルグランがいきなり3勝を挙げるなど現在も活躍、
その次の3番仔ディオーサもあっさり勝ち上がるとなると、
いよいよ母の潜在能力の高さと繁殖としての資質が証明されつつあります。
尤も母系に流れるバラッドの血は世界に誇れる名血ですから、
この産駒の活躍も当然といえば当然のことなのですが。

そんなディオーサ自身もサンデーの血を持たないため、
4年も5年も先の話しかもしれませんが、
母親になった時はさぞやいいお母さんとなってくれるのではと
大きな期待が掛かりますが、それはあまりにも気の早い話でしたか。
ひとまず成績の面ではすでに母超えを果たしました。
今後は今後のキャリアで名血の力を証明してほしいものです。
引き続きレッドディオーサ号へのご声援お願いします。