2016.01.14
レッドラウダ、脚質転換に成功!
2戦目以降、抜群のスタートセンスを生かし、
スピードに任せた競馬を続けてきたレッドラウダが、
初の中山コースで、控えて差すという味な内容で
嬉しい2勝目を飾りました。
もともと重厚に見える馬体がさらに12キロ増、
レース前はいささか太め残りの心配もしましたが、
終わってみれば脚質転換を試みた末脚は最後まで鈍らず完勝。
太め分は成長分だったのか、それとも重賞で上位を
賑わせてきた実績は今回のメンバーなら一枚上だったのか、
いずれにせよ、先々に繋がる好内容でOP入りを果たしてくれました。
世代好調ダイワメジャーの一手を担い、
勝ち鞍だけなら既に兄たちの2勝に並びました。
母ヘヴンリーソングの子は、持ち込みのズンダモチ以降、
ヘヴンリーヴォイスを除けば全て2勝以上の堅実派。
ヘヴンリーヴォイスも中央で2着、3着を2度ずつとあと一歩、
最後は地方競馬で圧勝を飾り繁殖入りしましたが、
さっそくスーパーライナーという期待馬を生み出しています。
堅実で馬主孝行なタイプの多い一族なのでしょうが、
そんな中でもラウダの崩れのない走りは目を引きます。
芝もダートもこなせる点も今後の強みとなりそうです。
差す競馬を身につけたことで次走に予定しているクロッカスSでは、
京王杯2歳Sの頃とはまた違った競馬を見せてくれることでしょう。
もう一段ステップアップを図るためにも、再び良い競馬を見せて欲しいものですね。