2015.08.03

レッドカチューシャ、2年3ヶ月ぶりの勝利!

近走ひと息の成績が続いていたレッドカチューシャが、
初勝利を挙げた思い出の地で久々の美酒を味わいました。

レースは、初コンビとなる松岡騎手のエスコートで
いつになく好位の内目4番手を追走。
先行した2頭が1000m通過57.9のペースで飛ばす展開は、
バテずに最後まで脚を伸ばしたものが制す持久力勝負となりますが、
血統的にも牝馬らしい切れ味をイメージさせるカチューシャが、
力強く先頭に躍り出る様はこれまでにない新たな一面でした。

思えば兄のレッドシェリフも、
この春の新潟で2年3ヶ月ぶりの勝利を挙げたものでした。
長く不振をかこいながらもコンスタントにレースを使われるタフさ、
そして遂には勝利を飾る嬉しい意外性、これは兄妹共通のものでした。

レースタイムは前日の1000万特別とわずか0.1秒差。
速い展開が生み出した記録ではあるのでしょうが、
その時計で走れるポテンシャルをいまだ保ち、
闘争心にも陰りのないことが分かったことは大きな収穫。
何とか上のクラスでも嬉しい意外性を発揮して欲しいものです。