2015.06.03

レッドアルヴィス、オープン特別を快勝!

フェブラリーSではほろ苦い敗戦を喫しましたが、
その敗戦を引きずることなく、すぐさま反撃を開始。
オープン特別なら役者が違うとばかりの圧勝劇を演じました。

スタートから激しい先行争いが繰り広げられる中、
アルヴィスは抑えきれないほどの勢いで労せず3番手をキープ。
抜群の手応えで直線に向かうと持ったまま先頭に躍り出て、
残り2ハロンの時点で一気に後続を突き放し、
ほぼその段階で勝負ありといった強い内容でした。

重賞勝馬ながら獲得賞金の関係で、
数日前のさきたま杯(G3)も補欠止まりで出走が叶いませんでした。
それだけに今回は優勝による賞金加算が至上命令となっていましたが、
人気のプレッシャーをものともしない堂々たる勝利で
今後に向けても価値ある一勝となりました。

ご存知の通り、異父兄カレンブラックヒルは
3歳時に重賞3連勝を含む無傷の5連勝を達成したスピード馬。
4歳時はリズムを崩したものの、5歳、6歳と更にタイトルを積み上げています。

アルヴィスも陣営によれば、「本格化はこれから」とのことですから、
今後は重賞戦線の常連として兄に負けじとタイトルを重ねて欲しいものです。
次走に予定している7月のプロキオンSは今回と同じ左回りの1400m。
絶好の舞台で2つ目のタイトル奪取に期待がふくらみます。