2015.03.18
レッドセイリング、2年ぶりの勝利!
ちょうど2年前のこの時期、少し遅めの新馬戦を
5馬身差の圧勝で飾ったレッドセイリング。
その走りから将来は約束されたものと期待されますが、
2戦目以降、自分の競馬ができないと脆さを露呈するようになり、
思わぬ苦杯を嘗め続けることとなりました。
抜群の稽古でレースに挑んでも結果が出ない状況に、
陣営のみならず会員様も悶々とした日々を
過ごしたことと思いますが、
2年ぶりの阪神競馬場でレースに挑んだこの日、
浜中騎手を背に果敢に逃げたセイリングは、
あの新馬戦の時のように、
最後まで後続に影をも踏ませぬ逃走Vを決めました。
長く不振をかこっていたように思えても、
5歳にしてそのキャリアはまだ8戦。
型に嵌った時の強い内容から資質は確かですし、
伸びしろも十分に残されているはずです。
兄カレンブラックヒルはデビューから5連勝後、
一時スランプに陥りますが、
5歳時、6歳時と強い内容で重賞を制覇。
決して早熟の一族ではありません。
オープン戦々で活躍するその兄や
クラブ所属の弟レッドアルヴィスらに負けぬよう、
本馬にとっても充実の一年となるよう願っています。