2015.03.10

レッドグランザ、昇級初戦も難なくクリア

外枠もなんの、好スタートからリズムよく番手に取りつき、
道中は気分良さそうに軽快なラップを刻みます。
手応え良く直線に向かうと、期待通りの伸び脚で
後続を寄せ付けず、前走に続いて3馬身差の圧勝。
初の中山遠征、昇級初戦も杞憂に終わりました。

デビューは今から3年半前、当時から陣営の期待は高く、
当初は芝デビューからクラシックを目指したほどの逸材でした。
ダート路線に転じてからは、その素質を更に開花させ、
充実の4歳を迎えますが、いよいよここからという矢先に無念の故障、
長期の戦線離脱を余儀なくされました。

不屈の闘志で復帰を果たした後は、
これまで休んでいた分を取り戻すべく、
休んでいたことが無駄でなかったと証明すべく、
かつてないほどの輝きを放ち始めています。

グランザの名は、独語で「輝き」を意味する「Glanz」から由来。
次走には予定された重賞(マーチS)では、
さらに輝きを増す活躍を見せて欲しいものです。